今日、離任式がありました。

去年、お世話になったK田先生も来ました。



それで、私は友達と協力してクラス全員で花と寄せ書きをおくったわけですが･･･。



ようやく最近わかったんです。

定演の時、離任式、２−２は最高だったと話してるとき･･･。

私にとって、去年の一年というのはとてもとても意味のある一年だったのだと。

そして、私の人生にとって大きな出会いと別れの一年だったのだと。

過ごしているときはその時だけですから、解からなかったこと。



友達の存在

出会いの喜び

いろいろな出来事



それが、どれだけ私の成長になったのか

それが、どれだけ私にとって大きかったのか



気付けば、いい意味で未練が多く残る一年だったような気もします。

でも、それは

まだ、この時間に止まっていたいという甘えの気持ち。

目の前の現実から目をそらすための口実。

そんなモノに変わってしまう。



今日の離任式でそう強く思い、明日から3年生として本当にがんばらねばと決意なんかしちゃったりして。



K田先生が２−２を担当したのは、K田先生にとっては教員生活３６年のうちのたった一年かもしれない。

K田先生との出会いは、K田先生にとって多くの出会いのうちの小さな一つかもしれない。

でも、私たちにとっては、たった一度の中学2年生の担任であり

私にとっては、大きな大きな出会いでした。



先輩との出会いだって

今は大きな別れかもしれない。

先輩は私とは違うもっといろんな出会いと別れを経験する。

私も、先輩とは違うもっといろんな別れと出会いを経験する。

でも、偶然の同じ出会いと別れを経験できた。



あと一年･･･。



一体、何回後悔するだろうか

一体、未練はどれだけ増えるだろうか



でも、どんなにがんばっても

未練のない一年なんて後悔のない一年なんて

絶対に過ごせない



そんな適当な一年は過ごせない



そして、その一年が終われば

新たな三年間が始まるかもしれない。



そんなことを何回繰り返すんだろう？

でも、私には「今」しかない。



今はまだ、中学校という小さな世界に止まっている。

いつか、世界に出れたら

その大きさにビックリするのだろうか？

今、大きいと思っている去年の一年も小さくなってしまうのだろうか？

こんなにも悲しいこの別れも、小さくなってしまうのだろうか？



でも、一つだけはいえる。

私は、成長できました。

あの一年でいろんなことが出来ました。

だから、この一年もがんばります。

あの一年を無駄にしないために、どんどんすばらしくしていくために。



こんなにも後ろ髪魅かれるほどの、すばらしい時間を

これ以上ないすばらしい仲間と過ごせたこと

それは、長い人生のうちのたった一瞬だとしても

忘れない。

私は、忘れない。



今、一番大切な宝物。

忘れない。