自他共に認めざるを得ない電波でオタクな工学系女子大生のゆるーい日常。
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許すことができる強さなら。
ちょっと、最近歌が好きすぎるので
大好きな歌何曲かを真剣にレビューしてみようと思います。
どうでもいいですけれど、空気が秋っぽくなってきましたね。
気持ちのいい天気です。
私みたいに風邪を引かれぬようお気をつけください。
私的には、秋のこの空気の匂いは一年の中で一番好きです。
まず一曲目。最近コレばっか。
無限マイナス/「死者列車」
哀愁を感じる静かな曲。
追悼の夜を描いたような曲だが、なんと言うか静かで強い曲だと感じた。
「君を忘れたくないよ」
この一言に尽きる。この言葉にどれだけの気持ちがこめられているのだろうか。この次に「君を殺したくないよ」と続き「もう、僕はこのまま死んでしまうのだろうな」となる。
ここの一連のながれが非常に印象深い。
そして最期の、流れにたゆたうようなメロディで綴られる「流るる蛾の川を渡り。空より高い空を目指し」の言葉。
何度も何度も繰り返されてしっかりと心に染み入る。
それから、忘れてはならないのが導入部分。
それぞれの色の風船を持った喪服の行列はなんと異様なことだろう。
しかし、その風船が空へと上がりそれと共に月の駅へと運ばれる死者の魂という描写が曲と合い極まって異様な、しかし静かな追悼の夜を髣髴とさせ曲にぐいぐい引き込んでいく。
絶望を感じる、希望のない曲なのにメロディいはどこまでも優しい。
きれいなのに、残酷で絶望を感じる優しい曲なのだ。
一つ一つの言葉が、その世界観を引き立たせる。優しいメロディがその世界観を優しく包み込む。
私的には、名曲と言わざるをえない一曲なのではないかと思う。
それだけ、この曲の完成度は高い。
++
次二曲目。物語性のある曲。
MUSHA×KUSHA/「涙目のラルム」
物語性のある曲というと、バンプを思い浮かべる私だが、バンプとは違う陰鬱さというか湿っぽさがある。
バンプのは、悲しくても前向きな雰囲気がある気がするけれどラルムは終始暗い絵本のような印象を受ける。とても独特な声とその暗さが絶妙にマッチして独特の世界観を魅せている。
暗さと鬱々とした雰囲気をまとって心にじんわりとした温かみを伴って心に沁みるから不思議である。
しかし、なんと言っても一番評価すべきなのは最後のサビ部分だろう。
それまでの静かで暗い雰囲気を伴ってしかし、確かに熱を持ってラルムの最期を歌い上げる。
その、ラルムの心の想いからか、耳に残る心地よさについ気付けば口ずさんでしまう。
しっかりと心に残る、そんな一曲だと思う。
++
続いて三曲目。走り抜けるような爽快感と、暗さ。
無限マイナス/「夢遊旅行」
メロディや、曲の世界観は死者列車とかぶるような所があるが死者列車にはないシュールレアリズムを感じる。
夢の中からの招待者に招かれたのだろうか。
「この中で一人だけ月の向こうに行けるという」
スピード感とかったるさが交互に襲ってくる。
「この中で一人だけ月の向こうに行けるという」
この言葉のなんと印象的なことか!
どうしようもない感覚に襲われる。
月の向こうに行きたかったのか、それともあのまま留まっていたかったのか。
少なくとも、彼は月の向こうに連れ去られ孤独のままに――。
憂鬱で陰湿な歌詞がどうにも魅力的である。
++
四曲目。生命の力強さを感じる一曲。
cock roach/「鸞弥栄」
死と生と向き合うcock roachの名曲。
死と生は言わずもがなコックのメインテーマだが、この曲は特に顕著にそのテーマが浮き彫りになっている。
この曲の特徴は、生命を感じさせる力強い歌詞とメロディだろう。
「このまま我と生きよう。短く儚くとも色褪せることなく」
そう歌われ、ついうなずいてしまう。そんな力と魅力を感じる。
本当に生命の力強さを埃っぽい風をまとい歌い上げる。曲名であるランヒェイは曲中で希望の象徴として描かれている。そう、この”風と共に羽ばたく鳥”ランヒェイという鳥こそがこの曲の力強さの源だろう。
彼は我々に問いかける。
「雲を抜けず、果てるか? 雲を抜けて、晴れるか?」
++
五曲目。鬱ソング。とにかく鬱ソング。
cock roach/「純真の目」
「生まれた日の目で」
生まれたばかりのころ、僕らはそのきれいな瞳でなにを見ていたのだろうか?
生まれた日の自分から遠ざかった今、汚れてしまった目で何を見ているのか。
鬱々とひたすらに自己嫌悪を歌う。
しかし、この曲の本質は心のどこかに確かに残っている「生まれた日の目」と言う名の生きる希望・良心それらの類だろう。
鬱々とした中で心の中のそれらの希望がうっすらと輝く。ほら、大丈夫。
僕らはまだ「生まれた日の目」を探して生きていける。
++
六曲目。フラッシュ黄金時代の浮上良曲。
403/HATANAKA/「southern cross」
カッコイイ。とにかくカッコイイ。
力強いメロディと共に歌い上げられる歌詞は前向きで、強く、どこかの物語の勇者のようだ。
惚れたきっかけは、希望を感じる力強いメロディと緩急をつけて語られる運命との戦い。
「我に従え。さもなくば、あがらえ」
けっして、運命に翻弄されるな、自分の意志で生きろ。
そんなメッセージを感じる。
この曲は、もともと70年代の曲らしいがフラッシュ黄金時代にとあるフラッシュでBGMとして使われたことで日本でも一躍有名に。
一度は聴いたこともある人も多いのではないだろうか?
私が言わずもがな、名曲である。
++
と、最近ずっと聞いてばかりの曲5曲について語ってみました。
機会があれば一度聞いてみてください^^
ちょっと、最近歌が好きすぎるので
大好きな歌何曲かを真剣にレビューしてみようと思います。
どうでもいいですけれど、空気が秋っぽくなってきましたね。
気持ちのいい天気です。
私みたいに風邪を引かれぬようお気をつけください。
私的には、秋のこの空気の匂いは一年の中で一番好きです。
まず一曲目。最近コレばっか。
無限マイナス/「死者列車」
哀愁を感じる静かな曲。
追悼の夜を描いたような曲だが、なんと言うか静かで強い曲だと感じた。
「君を忘れたくないよ」
この一言に尽きる。この言葉にどれだけの気持ちがこめられているのだろうか。この次に「君を殺したくないよ」と続き「もう、僕はこのまま死んでしまうのだろうな」となる。
ここの一連のながれが非常に印象深い。
そして最期の、流れにたゆたうようなメロディで綴られる「流るる蛾の川を渡り。空より高い空を目指し」の言葉。
何度も何度も繰り返されてしっかりと心に染み入る。
それから、忘れてはならないのが導入部分。
それぞれの色の風船を持った喪服の行列はなんと異様なことだろう。
しかし、その風船が空へと上がりそれと共に月の駅へと運ばれる死者の魂という描写が曲と合い極まって異様な、しかし静かな追悼の夜を髣髴とさせ曲にぐいぐい引き込んでいく。
絶望を感じる、希望のない曲なのにメロディいはどこまでも優しい。
きれいなのに、残酷で絶望を感じる優しい曲なのだ。
一つ一つの言葉が、その世界観を引き立たせる。優しいメロディがその世界観を優しく包み込む。
私的には、名曲と言わざるをえない一曲なのではないかと思う。
それだけ、この曲の完成度は高い。
++
次二曲目。物語性のある曲。
MUSHA×KUSHA/「涙目のラルム」
物語性のある曲というと、バンプを思い浮かべる私だが、バンプとは違う陰鬱さというか湿っぽさがある。
バンプのは、悲しくても前向きな雰囲気がある気がするけれどラルムは終始暗い絵本のような印象を受ける。とても独特な声とその暗さが絶妙にマッチして独特の世界観を魅せている。
暗さと鬱々とした雰囲気をまとって心にじんわりとした温かみを伴って心に沁みるから不思議である。
しかし、なんと言っても一番評価すべきなのは最後のサビ部分だろう。
それまでの静かで暗い雰囲気を伴ってしかし、確かに熱を持ってラルムの最期を歌い上げる。
その、ラルムの心の想いからか、耳に残る心地よさについ気付けば口ずさんでしまう。
しっかりと心に残る、そんな一曲だと思う。
++
続いて三曲目。走り抜けるような爽快感と、暗さ。
無限マイナス/「夢遊旅行」
メロディや、曲の世界観は死者列車とかぶるような所があるが死者列車にはないシュールレアリズムを感じる。
夢の中からの招待者に招かれたのだろうか。
「この中で一人だけ月の向こうに行けるという」
スピード感とかったるさが交互に襲ってくる。
「この中で一人だけ月の向こうに行けるという」
この言葉のなんと印象的なことか!
どうしようもない感覚に襲われる。
月の向こうに行きたかったのか、それともあのまま留まっていたかったのか。
少なくとも、彼は月の向こうに連れ去られ孤独のままに――。
憂鬱で陰湿な歌詞がどうにも魅力的である。
++
四曲目。生命の力強さを感じる一曲。
cock roach/「鸞弥栄」
死と生と向き合うcock roachの名曲。
死と生は言わずもがなコックのメインテーマだが、この曲は特に顕著にそのテーマが浮き彫りになっている。
この曲の特徴は、生命を感じさせる力強い歌詞とメロディだろう。
「このまま我と生きよう。短く儚くとも色褪せることなく」
そう歌われ、ついうなずいてしまう。そんな力と魅力を感じる。
本当に生命の力強さを埃っぽい風をまとい歌い上げる。曲名であるランヒェイは曲中で希望の象徴として描かれている。そう、この”風と共に羽ばたく鳥”ランヒェイという鳥こそがこの曲の力強さの源だろう。
彼は我々に問いかける。
「雲を抜けず、果てるか? 雲を抜けて、晴れるか?」
++
五曲目。鬱ソング。とにかく鬱ソング。
cock roach/「純真の目」
「生まれた日の目で」
生まれたばかりのころ、僕らはそのきれいな瞳でなにを見ていたのだろうか?
生まれた日の自分から遠ざかった今、汚れてしまった目で何を見ているのか。
鬱々とひたすらに自己嫌悪を歌う。
しかし、この曲の本質は心のどこかに確かに残っている「生まれた日の目」と言う名の生きる希望・良心それらの類だろう。
鬱々とした中で心の中のそれらの希望がうっすらと輝く。ほら、大丈夫。
僕らはまだ「生まれた日の目」を探して生きていける。
++
六曲目。フラッシュ黄金時代の浮上良曲。
403/HATANAKA/「southern cross」
カッコイイ。とにかくカッコイイ。
力強いメロディと共に歌い上げられる歌詞は前向きで、強く、どこかの物語の勇者のようだ。
惚れたきっかけは、希望を感じる力強いメロディと緩急をつけて語られる運命との戦い。
「我に従え。さもなくば、あがらえ」
けっして、運命に翻弄されるな、自分の意志で生きろ。
そんなメッセージを感じる。
この曲は、もともと70年代の曲らしいがフラッシュ黄金時代にとあるフラッシュでBGMとして使われたことで日本でも一躍有名に。
一度は聴いたこともある人も多いのではないだろうか?
私が言わずもがな、名曲である。
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と、最近ずっと聞いてばかりの曲5曲について語ってみました。
機会があれば一度聞いてみてください^^
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職業:
大学生
趣味:
創作全般、文化人類学
自己紹介:
電波でオタクな情報工学系女子大生。
でも数学物理が壊滅的に出来ない。
国語と英語さえ出来れば生きていけると思ってる。
ダイガク.TVの特別chに所属しております^^
webデザイナー志望。
SNSやプログラミングなんかにも興味あります。
とりあえずは映像製作学ばなきゃなー、なんて。
音楽大好き
吹奏楽管弦楽から民族音楽、ラウンジ、邦ロック、ゲーム音楽、ボカロまで大好き。
洋楽にも手を出してみたい今日この頃。
常にお勧めアーティスト情報募集中。
一応ボントロ吹き。
気がついたらテナー、テナーバス、バスの三種類制覇してた。
猪突猛進という言葉がぴったりな性格らしい。
本人、そんな気はあまりしてないんですけどね!
ていうかもういっそ元気と紙一重の騒音レベル。
声量だけは有り余ってます……orz
でも数学物理が壊滅的に出来ない。
国語と英語さえ出来れば生きていけると思ってる。
ダイガク.TVの特別chに所属しております^^
webデザイナー志望。
SNSやプログラミングなんかにも興味あります。
とりあえずは映像製作学ばなきゃなー、なんて。
音楽大好き
吹奏楽管弦楽から民族音楽、ラウンジ、邦ロック、ゲーム音楽、ボカロまで大好き。
洋楽にも手を出してみたい今日この頃。
常にお勧めアーティスト情報募集中。
一応ボントロ吹き。
気がついたらテナー、テナーバス、バスの三種類制覇してた。
猪突猛進という言葉がぴったりな性格らしい。
本人、そんな気はあまりしてないんですけどね!
ていうかもういっそ元気と紙一重の騒音レベル。
声量だけは有り余ってます……orz
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